Nabro Corporation Limited
2002春夏ファッショントレンド分析 (2002.3.6)

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Wear05lo.jpgROMANTIC BOHEMIAN
フォークロアやエスニックの要素を取り入れたロマンチックなスタイル。どれも`60年代から`70年代にかけて話題になった脱都会、脱現代のセカンドファッションだ。ハンドクラフトはいたるところで目立っている。

パッチワークやキルティング、アップリケ。マクラメやクロッシェ。アンティークな手刺繍。小花プリントに小さなフリル。腰に当てた太いベルト。`70年代に話題をまいたエスカルゴラインや2段3段のティアードドレス。代表的なのはルイヴィトン、マルニ、ジュンヤワタナベ、ミュウミュウ、セリーヌなど。

●キーワード
アップリケ&刺繍、マクラメ、シャーリング、スモッキング、フリンジ、レース、バタフライ、フラワー、デニム、ホットパンツ、ウエスタンブーツ、マリメッコ

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Wear03lo_s.jpgURBAN ETHNIC
20年ぶりに登場したエスニックファッションは確かにエスニックだけれど、洗練された大人たちが街で着て歩けるようにデザインされている。

トムフォードによるイヴサンローランはワイルドでセクシーなマサイがテーマ。構築的に細かく裁断された豹柄。ストリップにカットしてクリスクロスレースでつなぎ合わせた古着タッチのレザーのパンツとスカート。あふれんばかりのアニマルプリントのカフタン。

チベットをテーマにしたゴルチェ。鮮やかな色を重ねたオリエンタルスタイルをだしたズッカ。ワイルドな無国籍エスニックで会場をわかせたディオール。ほかにもフェンディやスポーツマックス、エトロ、ドリスヴァンノッテンなど多くのデザイナーがエスニックなデザインを披露した。

●キーワード
クラフトレザー、レースアップ、デコルテ、カフタンドレス

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Wear06lo_s.jpgCOOL & CALM
タフからリラックスへ。ジャストフィットのクラッシックスーツに変わって今シーズンのトレンドとして注目されるのがアンコンストラクチャー(非構築的)なゆったりライン。

癒し、和み、ファッションにもそんなモチーフが求められ始めた。ナチュラルなのに穏やかな静けさがただようシンプルスタイルだ。ピュアな白にナチュラルな生成り。素材はしわ加工を施したリネンやコットンが主流。

パワー&セクシーを代表するグッチもゆったりしたラップジャケットに超ワイドパンツというリラックスムード。プラダやジルサンダー、アルマーニ、クロエなどに代表される。

●キーワード
ワイドパンツ、ワークジャケット、カットアウト、ジャガード、テーピング

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Wear04lo_s.jpgNOSTALGIC RESORT
リラックスウェアがシックな街着に。1920年代から50年代のノスタルジックなヨーロッパのリゾートをイメージしたリゾートウェアやスポーツウェアがヒントになっている。さらさらのコットンやラフな麻などの心地よい素材でゆったりシルエットが主流。

マルチボーダーやプッチ柄、マリメッコ柄も復活するなど鮮やかな色柄を思い切り楽みたいリゾートスタイルになっている。足元は編み上げのエスパドリ−ユやウェッジソールで。エミリオプッチ、ドルチェ&ガッパ−ナ、ミッソ−二、セリーヌ、ヴァレンティノなどに代表される。

●キーワード
フラワー、フリル、レース、ラッフル、デコルテ、カットワーク、編み上げサンダル、ティアードスカート、コンチャベルト、ターコイズ

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MEN`S LEATHER TREND

ミラノメンズコレクション
前シーズンからのカスタマイズド、リメークの流れが強く、そこにエスニックなリゾートライン(中南米、アフリカ、スペイン風)を加えたラインが広がった。刺繍、カットワーク、ブリーチ、むら染めなどの加工ディテールが目立つ。素材で注目したいのは透け感のあるもの。

ニットやシャツでレースやネットのように透けたものが増えているほか、メッシュやパンチングレザーも目立つ。ハニカムやワッフル、サッカーのようなぼこぼことした生地も多い。シルクかシルケット加工の光沢のある生地も目についた。レザーでは圧倒的にスエード。そしてアンティークタッチのレザーにも注目したい。

パリコレクション
全体としてはややクリーンな方向へ傾斜しつつあるようだ。ウォッシュドコットンをはじめとする素朴なタッチはあるが、その一方でスポーツのもつ機能性を再検証する動きも生まれている。デニム、ジーンズウェアを筆頭に、アメリカンスタンダードに焦点を当てたラインも多い。Gジャンやファイブポケット、ジーンズのようなストレートパンツが増えている。

特にブリーチやビンテージ加工のデニムジーンズがよく目についた。素材で目だったのは、ミラノコレクション同様にリネンやウォッシュドコットン、ワッフルのようなざらっとした風合いのもの。レザーやスエードはパンチングで透け感を強調したものが多い。注目したい色は白。白、赤、黒をトーンオントーンで合わせたコーディネートはいくつかのブランドで登場した。差し色ではブラウンやグリーン、ピンクが期待できる。
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ニューヨークコレクション
今シーズンはハードとソフトをミックスしたスタイルで気楽さ、着安さなどを意識し、オフィスウェアを着崩したようなデザインが目についた。ニューヨークの春の素材であるレザーは、ソフトスエードやメッシュレザーなどが多く見られた。全体的にオレンジや黄色、緑など鮮やかな色が多いなか、白の多様使いも目立った。
●キーワード
パンチングレザー、スエードのカットワーク、スエードのトレンチコート、パンツ、ブルゾン、ビンテージ加工のレザーブルゾン、カーフのライダースジャケット
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